¥3,500
蔵王の桑畑で桑を育て、当店の蔵で桑の葉をたくさん食べて育ったお蚕様の繭玉を染料畑の草木で染め、金銀水引と共に月山手漉き和紙の扇に配しました。
細く長い1本の糸を重ね作る繭玉。昔から強い生命力を持つお蚕様が作る繭は多産や生命力を意味する縁起物とされてきました。魔よけの意味がある紅花の赤で染めた繭を中央に、日本茜やきはだ、藍などで染めた繭玉を並べました。
お正月以外にも、桃の節句・端午の節句の飾りや新築祝い、ギフトなどでお使いいただいております。
扇の後ろには台紙が付いており、そのまま壁掛けにしたり、台紙を折り卓上タイプとしてもお使いいただけます。
※Web上の在庫数以上のご注文の際はメールやお電話にてご連絡ください。
・素材 自家製繭玉7個、月山手漉き和紙、金銀水引、台紙、ビニール帯
・染料 紅花・藍・キハダ・日本茜など天然植物100%(化学・動物性染料不使用)
・サイズ 縦約17cm×横約28cm×奥行約5cm
・保管 直射日光・高温多湿を避け箱に入れて保管
・天然色の為、直射日光を避けて飾って頂くと色が長持ちします。
※一つ一つ手造りの為、画面上と実物では若干色合いやバランスが違うことがあることを何卒ご了承の上ご購入お願いいたします。
※100%天然色素の為、時と共に色はうつろってゆくことを何卒ご了承ください。
紅花
山形の県花でもある紅花 紅の色は古くから魔除けの色とされ、古くから高貴な人しか着ることの出来ない色でした。山形は江戸後期には日本一の生産量を誇り、北前船の交易で京都まで運ばれました。
当店では染料畑では山形県の在来種の棘の鋭い「もがみべにばな」を育て、万葉の時代から変わらぬ製法で一輪一輪花弁を摘み、藁を燃やした灰汁と自家製の烏梅を使い染め上げます。
紅餅
収穫した紅花の花弁は紅餅に加工し保存、紅花染めに使用する烏梅(ウバイ)もこの時期に作ります。
様々な染料