当店の染料畑で育てた草木で染めた、ふくら織着物地巾着。表地は生藍染めで爽やかな水色に染め上げました。内側には魔よけの意味がある紅花の赤で染めた生地を使用。
小物入れや、化粧ポーチ、小さめのバッグinバッグなどとしてお使いください。男女問わずギフトとしてもお使い頂けます。
・サイズ 縦 約22cm×横 約16cm
・素材 本体:シルク100%
組紐:草木染絹糸の手組の組紐
・染料 天然植物100%(化学染料・動物性染料不使用)
・保管 直射日光・高湿度を避け保管
※一つ一つ手造りの為、画面上と実物では若干色合いが違うことがあることを何卒ご了承の上ご購入お願いいたします。
※100%天然色素の為、時と共に色はうつろってゆくことを何卒ご了承ください。
紅花
山形の県花でもある紅花 紅の色は古くから魔除けの色とされ、古くから高貴な人しか着ることの出来ない色でした。山形は江戸後期には日本一の生産量を誇り、北前船の交易で京都まで運ばれました。
当店では染料畑では山形県の在来種の棘の鋭い「もがみべにばな」を育て、万葉の時代から変わらぬ製法で一輪一輪花弁を摘み、藁を燃やした灰汁と自家製の烏梅を使い染め上げます。
紅餅
収穫した紅花の花弁は紅餅に加工し保存、紅花染めに使用する烏梅(ウバイ)もこの時期に作ります。
生藍
染めの原点と言われる藍染め。緑色の布が酸素と結合してみるみる水色に変わる化学反応が目に見えて楽しめます。
発酵建ての藍染とは異なり、藍の生葉染めは「絹」しか染める事は出来ません。新鮮な藍の生葉を沢山収穫し、鮮やかな水色に染め上げました。